発酵食品毎日大さじ1杯の酢で5つの健康効果

人間によって生み出された世界最古の調味料と言われる酢には、世界中に約4000もの種類があるとされています。日本においても古くから現在に至るまで、酢は台所や暮らしの中で大活躍してきました。ある時は寿司や酢の物などの日本食に欠かせない調味料として、またある時は食材の生臭みやアクを取り除く、食材を柔らかくする、色を鮮やかにするなどの下ごしらえにも使用されています。また、アルコール発酵の酢の持っている高い防菌や殺菌、防腐効果や保存性の良さも食材を衛生的に保つため大変役立てられてきました。このような酢の持つ効果の中でも特に注目されているのは健康効果です。健康についても素晴らしい効果を持つ酢なのですが、やはりそのまま飲むことや1度にたくさん摂取することは不可能です。

そこで今回は、1日の酢の摂取量の目安となっている「大さじ1杯の酢」を毎日摂取することで得られる健康効果について考えていきます。

高血圧を改善

酢の主成分である酢酸菌が体内に取り込まれると「アデノシン」という成分が排出されます。このアデノシンが血管壁にある「アデノシンセプター」と呼ばれる受容体に入ると、血管が拡張されて、血圧を下げてくれるのです。驚くことにこの効果は高血圧の人のみに効き目があり、低血圧や正常値の人には影響を及ばさないと言われています。そのため血圧が下がりすぎてしまう心配はないのです。高血圧の改善には大きな成果をあげている大さじ1杯の酢ですが、摂取することをやめてしまうと効果もそこで終了するので、継続的に撮り続けることがとても重要となってきます。

骨粗しょう症の予防

酢には日本人に不足しがちなカルシウムの吸収を助ける働きがあります。もともとカルシウムは水に溶けにくいため、たくさん摂取しても体に吸収されにくいのですが、酢と結びつくことによって、水に溶けやすい「酢酸カルシウム」へと変化し、体内への吸収率が高まるのです。小魚や海藻などといったカルシウムを多く含む食材と合わせて食べることで、さらに効果も上がり骨粗しょう症の予防へとつながっていきます。

血糖値の上昇を緩やかにし糖尿病を予防

食事とともに大さじ1杯の酢を取ると、食後の血糖値の上昇が緩やかになることが実証されています。血糖値とは血液中のブドウ糖の量を表したもので、血糖値が高い状態が続くと血液はドロドロ状態となります。食後は誰でも一時的に血糖値は上昇しますが、急激な上昇傾向にある人は要注意です。この急激な上昇が繰り返されると、糖尿病を引き起こしかねないためです。そのため、大さじ1杯の酢を摂取することで食後の血糖値の上昇を緩やかにすることは、糖尿病予防にも効果があるとされているのです。

内臓脂肪を減らす

酢には高血圧や高血糖などメタボリックシンドロームにつながる原因にもなる内臓脂肪を減らす効果が認められています。酢を摂取することによって、この内臓脂肪だけでなく、体重やBMI(肥満度を表す指数のこと)、ウエストサイズも減らすことができます。これは酢に脂肪が合成するのを抑制する働きがあるためで、肥満予防やダイエットにとても効果的です。

コレステロール値や中性脂肪値を下げる

毎日酢を大さじ1杯摂ることによって、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化などの病気を招く血中コレステロール値や高めの血中中性脂肪値を減少させる効果が得られます。これは酢の主成分でもある「酢酸」にその働きがあることによるものですが、特に中性脂肪は毎日の食生活が大きく左右してくるのも現実です。毎日酢を摂取することとバランスの取れた食事を心がけることで、恐ろしい病気のリスクを下げることができるのです。

そのほかにも、酢を使った料理や飲み物には減塩効果や疲労回復に役立つなどの健康効果があると報告されています。まずは毎日大さじ1杯の酢を続けて摂取することが大切です。最近ではリンゴなど果物を使用とした酢が人気を集めたりと、とても身近な発酵食品でもあることから実践している人も多く、酢の素晴らしい健康効果は継続してきた人々によって実証されています。

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