発酵食品の効果と注目すべきパワー!

発酵食品の優れた効果

発酵食には、免疫力を上げるだけでなく、さまざまな健康効果があります。毎日の食卓にとりいれ、健康や美容にいかしましょう。ここでは、発酵食品の持つ5つの効果について紹介します。

代謝アップで太りにくい体に

発酵食品に含まれるビタミンB群などの栄養素には代謝をアップする効果があります。また、酢には代謝を高めるだけでなく、コレステロール値を下げる働きがあり、ぬか漬けには乳酸菌と一緒に腸内環境を整える食物繊維がたっぷり含まれています。

体内にたまった老廃物を排出

乳酸菌は腸内環境を整え、体内の老廃物の排出を促します。味噌や豆乳ヨーグルトに含まれるイソフラボンには、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。発酵の過程で、イソフラボンは体内に吸収されやすくなります。

抗酸化で若々しく

発酵の過程で生まれる酵素やアミノ酸は、新しい細胞の生成を促すため、美肌作用も期待できます。また、食材に含まれるカロテン、フラボノイド、ポリフェノールなどの抗酸化物質は発酵させることでパワーアップします。

生活習慣予防に

整腸作用や抗酸化作用を持つ発酵食品は、生活習慣病の予防に役立つとされています。また、癌を予防するともいわれており、特に味噌や豆乳ヨーグルトなど大豆製品に多く含まれるイソフラボンには乳癌のリスクを下げる作用があることが分かっています。

ストレス解消

味噌や納豆、ぬか漬けなどに含まれているGABAには、抗ストレス作用があるといわれています。GABAは天然アミノ酸の一つで、脳の興奮を鎮め、リラックスさせる効果があります。また、疲労回復効果のある酢には疲れをとることでストレスを軽減する働きがあります。

注目すべきパワー

腸内環境を整えるために欠かせない発酵食品。発酵には注目すべき3つのパワーがあります。それが「酵母」「酵素」「食物繊維」です。これらが腸内環境を左右します。食物に含まれる糖をエサにして発酵する微生物が酵母菌です。次に、私たちの生命活動の源ともいえる酵素。そして野菜が持つ栄養素である食物繊維。それぞれの役割や有効性をしっかり確認して、正しく効果的に発酵食品を摂りましょう。

発酵のもとになる酵母菌

食べ物など有機物をエサにして発酵を行う微生物です。350種類の酵母菌がいるといわれています。自然界の植物、樹液、果物など、さまざまなところに生育しています。カビや麹、乳酸菌、納豆菌などと同様、有機物を利用して分裂しながら成長します。その状態を発酵といい、私たちはこの自然の力を利用して、古来より味噌、醤油、酢、ビール、日本酒、ワイン、パン、チーズ、漬物や納豆などを作ってきました。酵母菌は、有機物に含まれる糖質を餌にして、それをアルコールと炭酸ガスに分解しながら、分裂、成長していきます。例えば、日本酒は清酒酵母菌がお米に含まれる糖質をアルコールと炭酸ガスに分解することでつくられます。そのため、日本酒になる手前の「どぶろく」には炭酸ガスが含まれ、アルコールもまだ日本酒ほどは高くないというわけです。その後、火入れをして炭酸ガスを飛ばして日本酒が完成します。パンも小麦粉の糖質を酵母菌が分解して、その炭酸ガスで生地が膨らむのです。

発酵を起こす酵素

生き物の生命活動を助ける物質で、体内で分泌される「体内酵素」と食物としてとりいれる「食物酵素」があります。酵素はそれぞれがひとつの役割をもち、現在発見されているものは約3000種類あります。体内酵素はさらに「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられますが、大本はひとつでその時に必要なほうの働きをしています。消化酵素は食べ物を消化するのに使われます。唾液や胃液、腸液などに多く含まれ、でんぷんを分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼなどがあります。代謝酵素は生き物の生命活動すべてに働き、代謝がしっかり行われることで、見た目も体の中身も若々しくいられるのです。

善玉菌のエサになる食物繊維

善玉菌のエサになり、腸内環境を整える作用があります。食物性の食品に多く含まれます。腸管は最大の免疫器官とされ、「免疫の司令塔」といわれる小腸と大腸で調整されていることがわかってきました。腸内環境を整えるには、善玉菌を増やして育てることと、老廃物を排出することが大切です。食物繊維は、善玉菌のエサとなって腸内フローラを形成し、腸内細菌を活性化させる作用があります。また、食物繊維は有害物質を吸着して排出するはたらきもあります。

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