発酵食品の中でも最強!納豆の効能!

納豆ってどんなもの?

日本人の食卓にかかせない納豆。粘りとにおいが特徴で、これほど、好きな人と嫌いな人がはっきりと分かれる食品もありません。納豆は、生活習慣病予防など健康効果が満載です。この発酵食について、成り立ちと健康効果効能を紹介しましょう。

大豆を水でもどして蒸し、納豆菌で発酵させたものです。納豆菌は、微生物の中で最も強い菌だといえます。
納豆菌は、繁殖力が強く、1個の納豆菌が15時間後には10億個に増えます。また、納豆菌は熱に強く、蒸しあがったばかりの大豆に熱湯をかけても死にません。納豆菌がほかの菌に比べて強いのは、構造に秘密があります。納豆菌は高熱、低温、乾燥、栄養不足などの過酷な環境におかれると、芽胞という特殊な細胞構造をつくり、休眠状態になります。繁殖に適した環境になると、再び発芽して菌体に戻ります。また、納豆菌は、酵素をつくり力が強いのも特徴です。たくさんの酵素が、大豆に含まれるたんぱく質、糖、脂質から、さまざま成分を生成させます。その代表が独特のネバネバの糸やにおいです。ネバネバの主成分は、アミノ酸の一種、グルタミン酸が特殊なつながり方をしている高分子で、ポリグルタミン酸といいます。驚異的な吸収力を持ちます。ナットウキナーゼやビタミンk、ビタミンB2など、原料の大豆にはない成分が納豆に含まれるのは、納豆菌の働きのおかげです。納豆菌は、大豆の成分をランクアップさせてくれる菌なのです。

納豆菌とは?

納豆菌の学名は、パチルス・サプチリス・ナットーです。枯れ草の表面などによくいる枯草菌の一種で、長さ2〜3μmの桿菌です。枯草菌の中では、ネバネバ成分をつくる唯一の菌で、繁殖力や酵素をつくり出す力が強いです。低温、高温には強く、酸やアルカリに弱いです。40℃くらいでよく繁殖し、芽胞になると100℃でも死にません。芽胞になる前は、80℃で死にます。

豆知識

におわない納豆、ネバネバしない納豆はどこが違うの?
納豆のにおいやネバネバが苦手な方でも食べてもらえる納豆を、納豆菌の量を減らして各メーカが研究しています。

わらを使うのはどうしてですか?

昔は、納豆といえば、わらを束ねた『わらづと』に入っていました。その理由は、わらに納豆菌がたくさんついているからです。茹でた大豆をわらに包んでおくだけで納豆が出来上がります。

納豆が体にいいのはどうしてですか?

腸内環境を良くするためには、善玉菌を増やし、善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を多くとり、善玉菌の働きを活性化することが重要です。乳酸菌は、ヨーグルトや漬物などの発酵食品に多く繁殖し、食物繊維は穀類、野菜、海藻、きのこ、果物に多く含まれます。オリゴ糖は、果物、野菜、乳製品、はちみつなどに含まれています。納豆菌は、これらとは違った働きがあると言われています。納豆菌の最大の特徴は、腸内の悪玉菌を弱らせることです。大豆が納豆菌によって発酵するときできるジピコリン酸には、抗菌作用があり、悪玉菌を弱らせてくれます。

不足しやすい栄養素が豊富

納豆には、血液をサラサラにするナットウキナーゼや、骨を丈夫にするビタミンK、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンなどが含まれます。

納豆の上手なとりかた

腸の蠕動運動は夜に活発になります。納豆を夜に食べると消化吸収が良くなります。また、血液がドロドロになりやすい睡眠中の血液を、ナットウキナーゼがサラサラにしてくれます。

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