発酵食品によって異なる効能と効果的な食べ方

近年様々な研究により、発酵食品は体に良いことがわかってきています。ヨーグルトなどの発酵食品中の乳酸菌が腸内環境を整え、様々な病気に効果的であることがよく言われますが、発酵食品にはその他にもたくさんの効能があります。どのような目的の時に、どの発酵食品をどのように食べれば効果的なのでしょうか。発酵食品それぞれの効能と効果的な食べ方を考えてみましょう。

発酵食品納豆は血液をサラサラにするのに効果的

発酵食品の納豆は、納豆を作りだす納豆菌が健康に効果的に働くだけでなく、ネバネバに含まれるナットウキナーゼの血液をサラサラにする効果が注目されています。

このナットウキナーゼの働きを利用するには、納豆を夜食べるのが効果的といわれています。夕食に納豆を食べれば、血栓ができやすい夜中もナットウキナーゼの効果が持続するからです。

さらに、納豆の血液をサラサラにする効果を期待するならば、ネギを合わせて食べると良いでしょう。ネギに含まれる硫化アリルが血液の流れを良くするからです。ネギの香りが納豆の臭みを和らげてくれるこの食べ方は、食べやすいだけでなく、健康にも効果的だったのです。

発酵食品甘酒は悪酔い防止に効果的

甘酒は江戸時代から、夏バテ防止などの目的で、庶民に親しまれてきた発酵食品です。甘酒は発酵の過程で原料のデンプンから変化したブドウ糖を多く含むので、体に負担をかけずに生命の維持に必要なエネルギーを容易に補給することができます。

ブドウ糖は脳の働きにも必要不可欠なものです。朝起きて動き出すのがつらい時にも、甘酒を飲めば、すぐに脳が動き出し、すっきりと目覚めることができます。

甘酒には、タンパク質分解酵素やアミラーゼのようなデンプンを分解する酵素など様々な酵素が含まれていることが知られていますが、中にはアルコール分解酵素も含まれます。そのため、お酒の席の前に甘酒を飲んでおけば、悪酔い防止になります。江戸時代には、武士のたしなみの一つとして、お酒を飲む前に甘酒を飲んでおくこともあったようです。

発酵食品キムチはダイエットに効果的

キムチは植物に由来する乳酸菌を多く含む発酵食品です。そのためヨーグルトなどと同じく腸内環境を整えるために効果的ですが、それ以外にもたくさんの効能があることをご存知でしょうか。

特に、キムチに含まれる唐辛子の成分、カプサイシンは脂肪を燃焼させるので、ダイエットに効果的です。また、血行を良くし消化液の分泌を促すので、体重減少に不可欠な、摂取カロリーの消費に効果的です。

キムチはGABAと呼ばれる脳内の代謝機能を高め、リラックス効果が期待できるアミノ酸の一種も含みます。ダイエットをするとストレスがたまり、ダイエットを止めたとたんにリバウンドがおきることもありますが、キムチはそんなストレスを緩和してくれる発酵食品でもあるのです。

発酵食品は美肌に効果的

日本酒作りの職人である杜氏の手は白くてきれいだということを聞いたことはありませんか。塩麴を作るときに麹を手でもみほぐしていると、手がつやつや、さらさらになって驚いたことはないでしょうか。これは、麹に含まれるコウジ酸の作用によるものです。コウジ酸は美白効果が期待できる成分です。

麹を使った塩麴やしょう油麹、酒粕、甘酒などの発酵食品をお料理に取り入れるなど、上手に使えば、健康だけでなく、美しい肌も手に入れることができるのです。

 

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