腸内環境を良くする発酵食品『漬物』の作り方

漬物が身体にいいのはなぜ?

漬物には、乳酸菌がたくさんいます。乳酸菌は、腸の善玉菌を増やし、GABAを生み出します。GABAとは、脳神経伝達物質で、脳をリラックスさせ、眠りを誘う働きがあることがわかってきました。腸内環境を良くし自律神経のバランスを整えることで良い睡眠をとることができます。漬物は、乳酸菌と一緒に食物繊維がとれるので、腸内の善玉菌を活性化できます。さまざまな発酵食品を組み合わせてとることが、腸内環境を良くするのに効果的です。

漬物は、塩分が高いから、面倒くさいからなどの理由で、食べない人が増えているようです。野菜は、生のサラダを食べるより、すぐれた健康効果があります。漬物には、微生物が作り出したビタミンB群、酵素が豊富にとれます。生野菜よりも、カサが減る分、たくさん食べられ、食物繊維を多くとることができます。その結果、便秘が解消され、悪玉菌が減り、免疫力アップ、アレルギーなど自律神経の疾患改善、コレステロール抑制などが期待できます。また、よく噛むことで、脳を刺激するので、たくあんなどを咀嚼することは、脳の活性化にもつながります。

漬物の乳酸菌が生み出すGABAについて

GABAは、アミノ酸の一種で脳をリラックスさせる働きをする脳内神経伝達物質です。夜に食べると安眠の効果が得られやすいです。GABAは、快眠効果だけでなく、ストレス軽減効果、免疫力増強効果も期待されています。降圧作用もあり、特定保健用食品にも使用されています。ラットにGABAを投入する実験では、脳内たんぱく質の合成速度が速くなり学習効果上昇したという実験結果が報告されています。GABAは、肉や魚、野菜、果物、漬物などさまざまな食品に含まれています。その中でも、古ぬかの中に最も多く含まれているといわれています。ぬか漬け、キムチ、ザワークラフトなど世界の発酵漬物にも豊富に含まれています。

漬物の上手なとりかた

GABAを上手にとるには、発酵させた漬物を選びましょう。漬物には、微生物の力を利用した発酵漬物であるぬか漬け、すぐき漬けなどと、酢漬けや醤油漬け、梅干しなど微生物の力を利用しない無発酵漬物があります。GABAが多く含まれるのは、発酵漬物です。

乳酸発酵漬けの作り方

野菜や果物を塩と水に漬けておくだけです。乳酸発酵によってできる漬物は、さまざまな料理にも活用でき、旨味や酸味の変化を愉しむことができます。乳酸菌の働きで、体にもいいことがたくさんあります。

乳酸発酵漬けは、どの野菜を使用しても基本の作り方は一緒です。

基本の作り方
野菜100gに対して、水1カップ+塩 小さじ1

野菜の乳酸発酵漬けの作り方

材料
キャベツ、人参、たまねぎなど

野菜の量:水:塩=100g:カップ1:小さじ1

作り方
①野菜は、千切りにします。
②ボウルに塩と水を入れ、塩が溶けるまで混ぜます。
③保存容器に①の野菜を詰め、②を野菜がつかるまで注ぎ入れます。
④蓋をのせて2~3日常温に置き、漬け汁が白濁してきたら蓋をして冷蔵庫に入れます。
2週間ほどで食べきります。
※置き場所は、直射日光を避け、暑すぎないところに置いてください。常温に置くと発酵が進みガスが出て、はぜてしまうので、蓋は閉めないようにしてください。

キャベツの乳酸発酵漬けの作り方

材料
キャベツ 200ℊ
人参 50ℊ
玉ねぎ 50ℊ
水 カップ3
塩 小さじ1

作り方
乳酸発酵漬けと同様に漬けます。

この他、小松菜、ミニトマトなども美味しくできます.

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