おならや口臭でチェック!発酵食品で腸内環境を整えよう

「腸は第2の脳」という言葉をご存知ですか?腸は独自の自律神経を持ち、腸内環境が悪化すると、この腸独自の自律神経も上手く働きません。その結果、体全体の働きも悪くなってしまいます。さらに、腸には免疫細胞の60~80%が集中しているので、腸内環境が悪ければ免疫系も上手く機能せず、様々な病気にかかったり悪化したりすることになってしまいます。

健康な毎日のためにも腸の健康を維持したいものですが、健康な腸とはどのようになっているのでしょうか。私たちは腸の中をのぞき見することができませんが、腸の状態を示すわかりやすい目印がないのでしょうか。

腸内環境はおならの臭いでチェックできる

健康な人の腸内には善玉菌と呼ばれる腸内細菌が多く住み、酸性に保たれています。この酸が悪玉菌と呼ばれる細菌を抑えて、腸内を清潔に保ちます。ところが、便秘などで腸内環境が悪化すると悪玉菌が増えます。悪玉菌は、主にタンパク質を腐敗させ、腸内をアルカリ性にしてしまいます。アルカリ性の腸内では腐敗物がたまりやすいので、便やおならのにおいが臭くなります。

逆に言えば、おならに腐敗臭がするなら、悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなっているということです。おならや便の臭いが気になるなら、腸内環境を整えてみることが大切なのです。

口臭も気になりませんか?

臭いといえば、口臭が気になる人も多いでしょう。口臭の原因は様々ですが、大きく分けて次の3つが考えられます。

・虫歯や歯周病

・胃潰瘍やピロリ菌

・腸内の悪玉菌が出す臭い

腸と同じように、人間の口の中にも多くの細菌が住み着いています。これら口内の菌にも腸内と同じく口腔内を健康に保つ善玉菌と歯周病などをひき起こす悪玉菌がいます。悪玉菌が活発に働くようになると歯周病になるだけでなく、有害な腐敗物質が作りだされ、メタンや硫化水素といったガスを排出して口臭が強くなるのです。

口臭の原因は口の中だけではありません。ピロリ菌に感染したり胃潰瘍になったりして胃壁に炎症がおこれば、その臭いが食道から逆流して口臭になります。

さらに、腸内で悪玉菌が増えれば、腸内環境が悪化し腸内に腐敗物がたまります。その腐敗物がさらに多くなれば、腸内の血管から血液に入り、全身を循環して、最後は口臭や体臭として排出されてしまうのです。

臭いをおさえたいなら発酵食品を

おならの臭いや口臭が気になるなら、食生活を見直してみるチャンスです。毎日の食卓に発酵食品を取り入れてみてはいかがでしょうか。特に乳酸菌を多く含むヨーグルトや漬け物、キムチなどの発酵食品がおすすめです。

善玉菌を多く含む発酵食品を食事に中に取り入れれば、腸内に善玉菌が増え、悪玉菌を減らすことができます。悪玉菌が減れば、腸内の腐敗物の生成が減り、おならや口臭の腐敗臭も弱くなるはずです。

特に発酵食品の乳酸菌は、善玉菌として働くだけでなく、ピロリ菌を減らす働きもあります。また、発酵食品の善玉菌は腸や胃で働くだけでなく、口の中でも働きます。例えば、乳酸菌は歯周病をひき起こす悪玉菌のジンジバリス菌よりも早く増え乳酸を生み出し、口の中を酸性にしてジンジバリス菌の繁殖を防ぎます。

さらに、歯の隙間には虫歯の原因になるミュータンス菌がいますが、口の中の善玉菌は、このミュータンス菌の増殖も抑え、ミュータンス菌が歯に付着するのを防ぐものもいることがわかっています。

発酵食品を食べるときは、よく噛んで口の中全体にいきわたらせるようにして食べることも大切なのです。

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