発酵食品サワークリームに含まれる栄養成分、美容・健康効果

サワークリームは洋菓子作りには欠かせない発酵食品です。スナック菓子にも「サワークリーム味」のものが存在し、独特の風味が人気であることが分かります。
しかし、サワークリームの原料は何で、どんな栄養素が含まれているのかを知っている人はあまり多くありません。
サワークリームは栄養豊富な食品で、食べることで様々な健康効果や美容効果を得ることができます。

サワークリームとは

サワークリームとは生クリームを乳酸菌で発酵させた食品のことです。乳酸菌が作り出す乳酸を多く含むため爽やかな酸味でさっぱりとした口当たりが特徴です。
そのまま食べることは少なく、主に調味料として使用します。洋菓子の材料として利用したり、前菜やメイン料理の添え物として利用したりと活躍の場は幅広いです。
生クリームを原料とするため脂肪分が多く、カロリーは高めです。
ほとんどのサワークリームは冷蔵庫に入れていてもカビが生えやすいため、開封後は早めに使い切る必要があります。

サワークリームに含まれる栄養成分

サワークリームにはタンパク質、脂質、ビタミンA、ビタミンK、モリブデン、カルシウム、乳酸菌などが多く含まれています。

サワークリームがもたらす健康効果

1.便秘解消
サワークリームには乳酸菌が多く含まれています。乳酸菌には動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の2種類があります。サワークリームに多く含まれている乳酸菌は前者の動物性乳酸菌です。
動物性乳酸菌は胃液などの酸に弱く、腸にたどり着く頃には死滅していることがほとんどです。しかし、死んだ乳酸菌は腸内の善玉菌の餌となり活性化させる効果があります。
善玉菌は排便を促す蠕動運動を引き起こす役割があり、便秘解消に役立ちます。

2.骨粗鬆症予防
骨は主にカルシウムやマグネシウムを蓄えることでその形を保っています。
摂取するカルシウムが不足すると、骨に蓄えているカルシウムを溶かして補います。これが長期間続くと骨の中にあるカルシウムが少なくなり、スカスカの骨になります。この状態が骨粗鬆症という病気です。
サワークリームはカルシウムを多く含んでいます。サワークリームを食べるとカルシウムを摂取することができ、カルシウム不足を予防することができます。そのため、骨に蓄えられたカルシウムが保持できるので骨粗鬆症予防になります。

3.血液凝固作用の向上
サワークリームにはビタミンKが含まれています。ビタミンK血液の凝固作用に大きく関わっている栄養素です。
皮膚などを損傷した際、傷口を塞ぐために流れ出した血液が凝固しますが、そのためにはプロトロンビンなどの血液凝固因子が必要です。ビタミンKはこのプロトロンビンの生成補助をする役割があります。
ビタミンKが不足すると血液中のプロトロンビンが減少するため、血液凝固に時間がかかり、止血が遅くなります。

サワークリームがもたらす美容効果

1.デトックス効果
サワークリームにはモリブデンという栄養素が含まれています。モリブデンとは肝臓や腎臓に多く存在する成分で、酵素の働きを活性化する効果があります。
酵素の働きが活発になると糖や脂質の代謝率が向上したり、老廃物の排出量が多くなったりするためデトックス効果が期待できます。

2.美肌効果
サワークリームにはビタミンAが多く含まれています。
ビタミンAは肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーをスムーズにする効果があります。ターンオーバーがスムーズであれば古い肌は角質となり剥がれ落ち、その下から健康な肌が現れるため水々しい肌を保つことができます。
また、ビタミンAにはシミやそばかすの原因とされる活性酸素の働きを抑制する効果もあるため、シミ、そばかす予防にも有効とされています。

3.冷え性改善
サワークリームに多く含まれる乳酸菌には善玉菌を増やす効果があります。
善玉菌は血液中の老廃物を排出する作用があります。血液中の老廃物が少なくなると血液の粘度が低くなるため、血行が良くなります。
冷え性の主な原因は血流が滞り、指先や足先などの末端に温かい血液が流れにくいことです。血流が良くなると心臓で熱を蓄えた温かい血液が素早く末端まで届くため、冷え性の改善に繋がります。

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