自分流の発酵食品をつくる本おすすめの4冊

現在では発酵食品はスーパーマーケットに行けば、ずらりと棚に並び、発酵食品を使った健康的な食事はカフェやレストラン、コンビニのお弁当でも気軽に摂れるようになりました。同時に、自分流に発酵食品を手作りし、普段の食生活に積極的に取り入れる人も増えてきました。発酵食品の作り方は基本的に同じですが、アイデアや工夫を取り入れ、手間ひまをかけた自家製の発酵食品は、また違った美味しさがあります。これから挑戦してみたいと考えている方にも、なかなかうまくいかないと悩んでいる方にも、さらなる美味しさを求める方にも、おすすめの発酵食の作り方満載の本をご紹介します。

①ぬか漬けの基本 はじめる、続ける。  著者/山田奈美 (グラフィック社)

暮らし方も含めて人気の食養研究家による発酵食品の代表格「ぬか漬け」の作り方、使い方に絞った1冊。ぬか床の作り方から載っているので初心者にもおすすめです。レシピや扱い方はもちろんのこと、ぬか漬けはなぜ体に良いのか、どのように発酵するのかなど、ぬか床を自分で大切に育てるための工夫など研究家ならではの豊富な知識も読み応えがあります。

また丁寧な仕事ぶりを写真やイラストを通じて堪能することもでき、手作りの良さや温もりも伝わる美しい本です。

②発酵食を楽しむ一二ヶ月 著者/伏木暢顕 (主婦の友社)

発酵食堂を営む料理長による発酵食品の作り方を伝授する1冊です。日本の気候風土に合い、長年受け継がれてきた発酵食品を一から研究し、1年を通じてその時期にふさわしく、体に必要で有効な発酵食品を自らの手で作っています。例えば1月、2月は味噌の仕込み時期、3月、4月は塩麹、7月8月は甘酒といったように、麹が作り出す『旬の美味しさ」を1年中味わえることを教えられます。そんな経験に基づいた解説や手作りの発酵食品を用いたレシピも豊富に掲載されています。

③秘伝 発酵食づくり 著者/林弘子 (晶文社)

麹からはじまり、味噌、醤油、漬物類、酢、チーズに至るまで、発酵食品の作り方やその素晴らしさを伝える1冊です。この本の特徴のひとつは、写真やイラストなどがほとんどなく、著者の文章のみで構成されていること。しかし決して読みづらくなく、都会での半自給自足をする著者の手作り発酵食品の世界へとどんどん引き込まれていきます。手作りをしなくても簡単に手に入ってしまうもの現在だからこそ、手塩にかけて作られる魅力や意味、大切さを知ることのできる良書です。

④つくってみよう!発酵食品 著者/中居恵子 監修/小泉武夫 (ほるぷ出版)

ヨーグルトやチーズをはじめ、塩麹、味噌、甘酒など発酵食品の成り立ちからを、多くのイラストや写真でとてもわかりやすく説明している児童書です。発酵食品とは何か?そこで終わってしまうのではなく、実際に自分で作ってみる、そしてそれらを食べてみることまでを体験し、発酵食品の効果や働き、美味しさの秘密を楽しく探っていきます。発酵食品の作り方もとても明確で簡単な説明なので、子どものみならず大人にも納得しやすく、より発酵食品を身近に感じることのできる1冊です。

日本の気候は発酵食品を作るのにとても適していると言われています。味噌汁に漬物、味噌漬け、保存食など、昔から毎日の食卓に自分流にこしらえた発酵食品が並ぶことは、決して珍しいことではありませんでした。手間を省くことが追求され、食生活の課題が浮き彫りになる今日だからこそ、発酵食品の並ぶ、昔ながらの日本の食卓を再度見直すきっかけとして、1冊の本を開いてみる、そして一度手間ひまかけて作ってみることをおすすめしたいと考えています。

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