発酵食品鰹節に含まれる栄養成分、美容・健康効果

鰹節は乾物というイメージが強いですが、鰹に食べても問題のないカビを吹き付けて発酵させた発酵食品でもあります。
鰹出汁を取るために利用する鰹節は和食には欠かせない食品です。
そんな鰹節には様々な栄養成分が含まれており、多くの健康効果や美容効果が期待できます。

鰹節とは

鰹節とは捌いて蒸した鰹に天日干しとカビ付けを繰り返し行い、長期間保存できるようにした食品のことです。
発酵食品でありながら乾物という珍しい食品です。
カビ付けに使用されるカビは食べても問題のない良性カビで、これを鰹の表面につけることで体に害を及ぼす悪性のカビの侵入や繁殖を防ぎます。また、良性カビには鰹を熟成させる効果もあり、生で食べる時よりも増加している栄養素もあります。
カビ付けと乾燥を繰り返した鰹節は非常に固く、かんななどで削ってから料理に使用します。削った鰹節は削り節、おかかなどと呼びます。

鰹節に含まれる栄養成分

鰹節にはタンパク質、ビタミン類、カルシウム、アミノ酸、マグネシウム、イノシン酸、ペプチド、EPAが豊富に含まれています。
イノシン酸とは鰹節に含まれる旨味成分のことです。イノシン酸のおかげで出汁を取った時鰹節独特のコクと味わいが出ます。

鰹節がもたらす健康美容効果

1.高血圧予防
鰹節にはペプチド、EPA(エイコサペンタエン酸)という成分が含まれています。
ペプチドにはACEを分解すると言われています。ACEとは血圧を下げる作用を阻害する物質であるため、これが減ると血圧の降下がスムーズになります。
また、EPAには血中のコレステロール値を下げ血液をサラサラにする作用があります。血液がサラサラになると血流も良くなり、血管にかかる圧力(血圧)が下がります。
病院で処方される高血圧材は体調や体質により血圧の過剰下降を招くことがあります。しかし、天然成分である鰹節にはそのような心配がなく、高血圧状態の人も高血圧を予防したい人も安心して摂取できます。

2.骨粗鬆症予防
鰹節にはカルシウム、ビタミンDが豊富に含まれています。
骨粗鬆症予防には骨を作るカルシウムが最も重要と言えますが、カルシウムだけを摂取しても骨粗鬆症予防にはなりません。
カルシウムは単体では体に吸収されにくいため、吸収を助ける他の栄養素が必要となるためです。その栄養素がビタミンDです。
鰹節にはカルシウム、ビタミンDがバランスよく入っているためカルシウムを効率よく吸収することができます。

3.免疫力の維持
免疫力とは体内に侵入したウイルスやアレルギー物質を撃退する力のことです。免疫力が低下するとウイルスやアレルギー物質を攻撃する力が弱まるため、病気になったり、アレルギー症状が強く出たりします。
免疫力が低下する原因はストレスや不眠など様々ありますが、活性酸素の大量発生も一因です。活性酸素とは体内の酸素が変化したものです。
活性酸素は免疫力の働きを弱める作用ももっており、大量に発生すると病気にかかりやすくなるとされています。
鰹節に含まれるビタミン類には、活性酸素の発生や働きを抑制する抗酸化作用があるものが多いです。そのため、免疫力維持に役立つとされています。

鰹節がもたらす美容効果

1.美肌効果
鰹節にはイノシン酸が含まれています。イノシン酸とはアミノ酸の一種で、肌細胞の生まれ変わりを活発にする作用があります。
肌は古くなったものは確実となり表面から剥がれ落ち、その下から健康な新しい肌が生まれるというサイクルを繰り返して綺麗な肌を保っています。この肌の生まれ変わりが活発になることにより、いつでもみずみずしい潤った肌保つことができます。

2.肥満予防
鰹節にはヒスチジンという成分が含まれています。ヒスチジンとはアミノ酸の一種で、リパーゼという脂肪燃焼を促す酵素を活性化させる作用があります。
鰹節や鰹出汁を摂取した後に運動をすると運動効率が上がり、肥満予防に繋がります。

3.冷え性予防
冷え性は血管が細い指先などの末端の血流が滞るため、温かい血液が行き渡りにくいことが原因とされています。
鰹節にはナイアシン、ビオチン、EPAが含まれています。
ナイアシンやビオチンには毛細血管を拡張する作用があり血流が流れやすくする効果があります。EPAは血液をサラサラにし、血の巡りを良くする効果があります。
これらの作用により心臓から送り出された温かい血液が末端にまで届きやすくなり、冷え性改善に繋がります。

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