発酵食品納豆の4つの効能と効果的な食べ方

加熱した大豆と稲わらに付いている納豆菌によってできる納豆は、日本を代表する発酵食品です。納豆菌は大豆のタンパク質を分解して発酵させる際に、タンパク質をアミノ酸に分解する酵素、ナットウキナーゼを出します。大豆が発酵して納豆になると、独特のネバネバができますが、このネバネバ成分にあるのがナットウキナーゼです。このナットウキナーゼは、薬に匹敵するほど効果的な力があります。さらに、納豆の原料の大豆も健康な生活に欠かせない成分を含む食品です。驚異の発酵食品、納豆の効能や健康効果はどのようなものなのでしょうか。

発酵食品納豆の血液に対する効能

納豆のネバネバにあるナットウキナーゼは、血栓を溶かす成分として注目を集める酵素です。そのはたらきは心筋梗塞の発作を抑えるために使われる薬とほぼ同じ効能があるといいます。

血栓を防止し血液をサラサラにする納豆ですが、血栓防止薬を服用している人は、納豆を食べるときに注意が必要です。納豆菌は、発酵の過程でビタミンKを合成することがわかっています。ビタミンKは血栓防止薬「ワーファリン」の作用を無効化するので、「ワーファリン」を服用している人は専門医の指示に従うようにしましょう。

発酵食品納豆の老化防止に対する効能

大豆に含まれるレシチンは、脳の回転を良くします。また、ナットウキナーゼは血栓を溶かす働きがあるので、血栓によっておきる脳血管性認知症を予防することができます。さらに、納豆に含まれるビタミンEは、細胞の老化を抑制する効果もあります。

発酵食品納豆の骨粗しょう症に対する効能

納豆菌は、ビタミンKを合成します。このビタミンKは、タンパク質とカルシウムを結び付けるはたらきがあります。納豆には納豆菌の発酵によって生成した体内に吸収しやすいタンパク質も含まれているため、丈夫な骨の発達にとても効果的な食品と言えるでしょう。

発酵食品納豆の肌に対する効能

納豆は美肌作りに効果的です。まず、納豆は発酵によって良質なタンパク質が生成されていますので、とても良いタンパク質源だからです。さらに、ビタミンEやビタミンB2など美容に良いビタミンも豊富に含まれています。その上、食物繊維も多く含まれているので、便秘予防にも効果的です。吹き出物の予防や改善も期待できます。

発酵食品としての効能を倍増させる納豆の食べ方

血液サラサラ効果を高めるには、納豆にネギを組み合わせると良いでしょう。ネギには硫化アリルという成分が含まれていますが、この硫化アリルには血液の流れを良くするはたらきがあります。納豆独特のにおいが苦手な人にもおすすめの食べ方です。

また、納豆菌や酵素のはたらきを期待するならば、加熱しないで食べることがおすすめです。揚げ物など加熱すると、においが抑えられ食べやすくなりますが、高温の調理では納豆菌が死滅し酵素も分解されてしまいます。

血栓予防として納豆を食べるならば、夕食に食べるのがおすすめです。血栓が一番できやすいのは、深夜2~3時ごろだと言われています。ナットウキナーゼは、摂取して8時間前後の効果があると言われていますので、夜の7~8時ごろ食べると良いという計算になるからです。

また、納豆に含まれるアルギニンは成長ホルモンの分泌を促すといいます。成長ホルモンは眠り始めてから分泌されるといいますから、朝食の食卓に定番の納豆ですが、その驚異の効能を最大限に生かすならば、夜食べるのが最も効果的ということになるのでしょう。

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