
鮮やかな色合いと爽やかで風味豊かなイタリアンを家庭で作るなら、発酵食品の中でも塩麹を手軽に取り入れるのがおすすめです。旨味成分のある塩麹を使うことで、さらにコクのあるイタリアンを実現させることができるだけでなく、栄養バランスや効果効能もグレードアップすることができ、同時に本格的なイタリアン料理を簡単に楽しむことができます。
塩麹モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ(2人分)
モッツァレラチーズ 100g〜200g
塩麹 大さじ1と1/2
トマト(大) 1個
バジルの葉(大葉などで代用も可能)
オリーブ油 適量
[作り方}
① モッツァレラチーズは水気を切ったあと、ペーパータオルでよく拭き取る。塩麹をチーズ全体にまぶしてラップで包み、保存袋に入れて(保存袋内の空気は抜く)、冷蔵庫で2〜3日間ほど漬け込みます。
② トマトと塩麹で漬け込んだチーズは輪切りにして皿に交互に並べていきます。
③ ちぎったバジルの葉を飾り、全体にオリーブ油を振りかけたら出来上がり。
ほうれん草の塩麹ジェノベーゼ(2人分)
ほうれん草 200g
スパゲティ(1.4mm) 200g
塩麹 大さじ1と1/2
オリーブ油 大さじ2
塩 適量
[作り方]
① ほうれん草を茹でて冷水にとる。水気を絞ってからざく切りにします。
② フードプロセッサーにほうれん草と塩麹、オリーブ油を入れて、なめらかなペースト状になるまで混ぜます。
③ 大きめの鍋に湯を沸かして、塩を適量加えて、スパゲティを茹でます。
④ 茹で上がったスパゲティの湯を軽く切ってボウルに移して、ほうれん草のペーストと混ぜ合わせる。この際、少しゆで汁を残しておき、ゆで汁少量と塩でなめらかさと味を整えます。
⑤ 仕上げにパルメザンチーズ(粉チーズ)や柚子コショウを足しても美味しくいただけます。
塩麹ミネストローネ(2人分)
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも(メークインなど煮くずれしないタイプ) 2個
ピーマン 2個
※野菜はかぼちゃ、ズッキーニ、パプリカ、キャベツ、小松菜など、家にあるもので代用が可能です。
ミックスビーンズ(缶詰) 1缶
トマトの水煮(缶詰) 1/2缶
塩麹 大さじ1
水400cc
ローリエ 1枚
オリーブ油 適量
[作り方]
① にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ピーマンなどの野菜は1cm角に切っておきます。
② 塩麹とトマトの水煮を混ぜ合わせておきます。
③ 鍋にオリーブ油を入れて中火に熱し、野菜がしんなりするまで炒めます。
④ ②と水400cc、ローリエ1枚を加えて蓋をし、野菜が柔らかくなるまで弱火で約10分煮ます。
⑤ ミックスビーンズを加えて、1〜2分ほど煮て出来上がり。
塩麹ブルスケッタ(2人分)
トマト(中〜大サイズ) 4個
パプリカ(黄、橙) 各1/4個
ピーマン 1個
にんにく 1片
バジルの葉 適量
塩麹 大さじ1〜2
オリーブ油 大さじ2〜3
粉チーズ 適量
塩、コショウ 適量
バケット
[作り方]
① トマト、パプリカ、ピーマンは一口大に切り、にんにくはみじん切りにしておきます。
② 鍋にオリーブ油とにんにくを入れて香りが出てきたら、①の野菜を加え軽く炒めます。
③ 塩麹を加え、鍋にふたをして約10分間ほど弱火で煮ます。
④ バジルの葉を食べやすい大きさにして加え、塩、コショウ、粉チーズで味を調整します。
⑤ 1cmほどの厚さにカットしたバゲットに盛り付けて出来上がり。
塩麹は万能調味料です。トマトやバジル、オリーブ油などと合わせればさっそく本格的なイタリアンになり、バリエーションも広がります。麹の持つ効果を損なわないよう、なるべくそのまま使用し、加熱する場合もあまり火を通しすぎず、温度も60度ほどの弱火で調理するのがおすすめです。