発酵食品キムチの効果的な食べ方

キムチは朝鮮半島を代表する発酵食品で、整腸作用や免疫力をあげる植物性乳酸菌を多く含むだけでなく、糖をエネルギーに変えるのに効果的なビタミン類も多く含みます。また、キムチのトウガラシに含まれるカプサイシンは、脂肪を燃焼させるので、ダイエット効果も期待できます。

このように健康効果の高いキムチですが、ちょっとした食べ方の工夫で、これらの効能をさらに生かすことができます。さらに他の食品と組み合わせれば辛味が和らぎ、更なる美味しさも引き出すことができます。キムチを食べるときにはどのような点に注意し、どのように食べれば健康や美味しさアップに効果的なのでしょうか。

発酵食品の効果を望むならキムチは汁ごと食べよう

日本の漬け物は、洗ったりしぼったりしてから食べることが多いですが、キムチは洗ったりしぼったりしてはいけません。なぜなら、キムチのこの汁にこそ、発酵食品としての効能をもたらすものがたくさん入っているからです。

汁には発酵作用で作られたビタミン類やアミノ酸、有機酸などが含まれます。もちろん、乳酸菌も多く含まれています。これらをしっかりと摂取しなければキムチを食べる意味がありません。

元々朝鮮半島での食事道具は、匙箸(スジョ)という道具を使い、スプーンが主役で箸がそれをサポートするものでした。キムチは箸で食べますが、キムチ汁や水キムチなどはスプーンを使っているのです。日本の食事は箸だけで食べる文化なので、ついついキムチの汁を残してしまいますが、健康効果を望むならば汁もしっかり食べましょう。

キムチは食べ続けることで効果が生まれる

日本の女子大生と韓国の女子大生を被験者とした1991年の九州大学健康科学センターの実験によると、一定期間自由に食事をし、その1日の摂取カロリーの平均を求めたところ、日本の女子大生の平均は、韓国の学生の平均はよりも低い数値でであったにもかかわらず、体脂肪と内臓脂肪のどちらも日本の学生の数値が高いという結果が出たそうです。

韓国の女子大生は摂取カロリーが多いにもかかわらず、体脂肪も内臓脂肪も少なかったわけですが、食事内容の違いで決定的に違っていたのは、韓国の女子大生は毎日キムチを食べていたという事実です。

韓国の女子大生は幼い頃からキムチを食べ続けた結果、キムチのカプサイシンやビタミン、アミノ酸、脂肪分解酵素の働きで、このような結果になったのではないかと考えられています。特に、乳酸菌の効果は続けることで効果が現れるといいます。キムチのような発酵食品は、毎日食べるという食習慣があってこそ、その食品が持つ様々な効果を活かすことができるのです。

キムチは肉料理で美味しさ効果アップ

キムチは焼き肉料理などと一緒に食べるとよく合いますが、特に豚肉との相性が良く、豚肉と合わせるととても美味しくなります。豚キムチなどのように炒め物やチゲ(鍋料理)にすれば、発酵が進んで酸っぱくなったキムチも食べやすくなります。

においや辛さを抑えるためには、油で炒めるのも効果的です。かつおぶしをかけたり、マヨネーズであえたりしても辛さが和らぎます。キムチに玉ねぎを刻んで混ぜれば、血の巡りが良くなります。豚肉はもちろん、いろいろな食材とキムチを組み合わせて、自分の口に合った美味しい味を見つけて下さい。

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