発酵食品べったら漬けに含まれる栄養成分、美容・健康効果

漬け物といえばぬか漬けやたくあん漬けなど塩味の強いものが多いですが、べったら漬けはほのかな甘みを感じる漬け物です。ご飯のお供ではなく、サラダ感覚で食べることができるため特に女性から人気があります。
そんなべったら漬けは栄養豊富な食品で、美味しく食べることで様々な効果をもたらします。

べったら漬けとは

べったら漬けとは塩漬けした大根を米麹と砂糖に漬け、発酵させた食品のことです。東京を代表する名産品で、東京ではべったら漬けのことを「浅漬け」という地域もあります。
大根の表面に発酵した米麹がベタベタと付いていることからべったら漬けと呼ばれるようになったと言われています。
同じように大根を原料とするたくあん漬けとの最大の違いは大根に含まれる水分の量です。べったら漬けは大根を干さずに米麹に漬け込むためみずみずしい食感ですが、たくあん漬けは大根を干してから漬け物にするためべったら漬けよりも硬い食感です。

べったら漬けに含まれる栄養成分

べったら漬けにはブドウ糖、オリゴ糖、パントテン酸、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミC、食物繊維、カリウム、リン、マンガン、カプサイシン、ペプチドなどの栄養成分が含まれています。

べったら漬けに含まれる健康効果

1.便秘解消効果
べったら漬けには食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれています。
食物繊維は腸に届くと、膨張し腸壁を刺激して排便を促す蠕動運動を起こしたり、便を柔らかくして排出しやすくしたりする効果があります。
オリゴ糖は腸内の善玉菌の餌となり腸内環境を整える効果があります。善玉菌は蠕動運動を促す役割も担っているため、善玉菌の数が多いと食物繊維が不足している時でも便秘になりにくいとされています。

2.高血圧予防
べったら漬けにはペプチドという成分が含まれています。ペプチドとはタンパク質が分解される時に生成される物質です。
べったら漬けに含まれるペプチドには脂肪を分解し、血液の粘度を下げる効果があります。血液がサラサラになると、血の巡りが良くなり血管にかかる圧力(血圧)が下がるため高血圧予防が期待できます。
高血圧は動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす可能性を高めます。血圧を下げることはこれらの病気を予防することにも繋がります。

3.疲れ目予防
べったら漬けにはビタミンB群が含まれています。ビタミンB群とは様々なビタミンの総称であり、それぞれ発揮する効果が異なります。
ビタミンB1には視神経を活性化する効果があり、筋肉の疲れを和らげます。
ビタミンB6には目の細胞の新陳代謝をサポートする効果があり、眼精疲労を改善します。
ビタミンB2やB12は視神経の働きを正常に保つ効果があります。

べったら漬けに含まれる美容効果

1.リラックス効果
べったら漬けにはビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1には体の疲れを回復させる効果や神経の機能を正常に保つ作用があり、イライラとした気持ちを抑える効果が期待できます。
イライラやストレスは体や美容の不調を起こす原因となるため、べったら漬けを食べてビタミンB1を摂取するとこれらの不調も予防することができます。

2.美肌効果
べったら漬けにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは別名「美肌ホルモン」と呼ばれることがあります。
ビタミンCには線維芽細胞という細胞を増やす働きがあります。線維芽細胞とは肌のハリを保つコラーゲンや、肌の保湿を行うヒアルロン酸を生成する細胞のことで美肌作りには欠かせない物質です。
ビタミンCをしっかりと摂ることでみずみずしいハリのある肌を手に入れることができます。

3.冷え性改善
べったら漬けには味のアクセントとして輪切りにした唐辛子を入れることがあります。唐辛子が入っているべったら漬けにはカプサイシンという成分が含まれています。
カプサイシンは脳神経に作用し、体を温めるホルモンを分泌する効果があります。
また、カプサイシンには血流を改善して代謝を促進する作用もあるため、一時的な冷え性緩和だけでなく、根本的な冷え体質改善にも繋がるとされています。

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