発酵食品のパワーを活かす4つの効果的な食べ方

腸内環境を整えたり免疫力を高めたりと、発酵食品が持つ健康パワーが広く知られるようになり、普段の食生活にも積極的に発酵食品を取り入れるようになったという人も増えています。しかし発酵食品をただ食べているだけでは、その健康パワーを十分に得られていないかもしれません。そこで今回は、発酵食品のパワーを活かす4つの効果的な食べ方を紹介します。

発酵食品は加熱せずに食べよう

発酵食品は乳酸菌や酢酸菌、酵母菌などの微生物によって発酵が進みますが、この発酵菌こそが私たちの体内で有効な働きをしてくれます。そのため、発酵食品の健康パワーを効率的に取り入れるには、これらの発酵菌が生きて体内に届くということが重要です。しかし発酵菌は熱に弱く、乳酸菌に至っては50度程度の温度で死滅し始め、65度を超えるとほとんどの菌が死んでしまうといわれています。体内に生きた状態で菌を取り入れるには、加熱せずに食べることがもっとも好ましいとされています。キムチや納豆は炒めて食べることもありますが、炒めると菌は死滅してしまいます。ご飯にのせて食べる場合も、炊き立てのご飯の温度は50度以上あるので、これもNGなのです。

発酵食品を常温に戻すことで菌が活発になる

納豆やチーズなど、冷蔵庫から出したてのものを食べるという人も多いですが、温度が低いと菌の活動は活発ではありません。発酵食品は、ほとんどが20度から40度ほどの温度で発酵が進みます。そのため、菌が活発になる常温までしっかりと戻してからのほうが効率的な食べ方と言えるでしょう。納豆の場合、食べる20分ほど前に冷蔵庫から出しておき、粘りが出るまでしっかりとかきまぜたほうが乳酸菌の量が増えるといわれています。

数種類の発酵食品を取り入れよう

発酵食品には様々な種類があり、その数は100を超えるとも言われています。発酵するときに活躍する発酵菌は発酵食品によって異なります。先に紹介した乳酸菌や酢酸菌、酵母菌のほかに麹菌や納豆菌などが挙げられ、腸内環境を整える働きや血液をサラサラにする働き、肥満を予防する働きなどが期待されています。発酵菌にはそれぞれ期待できる効果が異なり、体の健康をバランスよくキープするにはいろいろな発酵菌を取り入れることが好ましいです。ヨーグルトだけを食べるのではなく、キムチなどの漬物や納豆、チーズやお酢なども積極的に取り入れるようにしましょう。

発酵食品は毎日食べ続けることが大切

発酵食品の効果は体にためておくことができず、その働きは発酵食品を食べたその日限りだといわれています。かといってたくさん食べればいいというわけではありません。味噌や醤油などの調味料や漬物、チーズには塩分がたくさん含まれていますし、ヨーグルトなども食べ過ぎれば脂質が気になります。お味噌汁なら1日1杯、漬物は1日に小皿1皿分、ヨーグルトは80g程度、チーズは3枚まで、納豆は1パック、といったように、様々な発酵食品を少しずつ毎日継続して食べることで、効率よく発酵食品のパワーを得ることができます。また、善玉菌は食物繊維をエサにして増えたり活動を活発化したりするので、きのこ類や果物、野菜など食物繊維が豊富な食材を組み合わせて食べることもおすすめです。

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