沖縄の発酵食品ミキの詳細と作り方を紹介

沖縄には沖縄独自の発酵食品が多く、泡盛や豆腐ようは沖縄の発酵食品の代表ではないでしょうか。発酵食品ブームとなり、様々な発酵食品が注目されるようになりましたが、今注目を集めているのは沖縄の甘酒のような発酵食品『ミキ』です。ミキという発酵食品を始めて聞くという人も多いでしょうが、今回はミキとはどのようなものなのか、作り方と併せて紹介します。

沖縄の発酵食品ミキとは

沖縄に伝わるミキとは、全国的に知られている甘酒のような飲み物で、砂糖は使わずに米とサツマイモで作ります。沖縄だけでなく、鹿児島県奄美地方でも飲まれている伝統的な飲み物です。ミキという名前の由来は神様にささげるお酒の『お神酒』からきているとも言われ、沖縄では神聖な飲み物として伝わっています。甘酒には疲労回復や滋養強壮の効果が期待されていますが、ミキにも甘酒同様に疲労回復や滋養強壮効果が期待され、夏の暑い時期に飲むことで夏バテを防止のためや食欲のない時に食事の代わりに飲むこともあるそうです。

意外と簡単にできる発酵食品ミキの作り方

◎材料

白米・・・2合

水・・・1リットル

サツマイモ・・・60g

白米は軽く洗って汚れを落とし、おかゆの目盛りまで水を入れたらおかゆのコースで炊きます。サツマイモは皮を剥き、30分ほど水にさらしておきましょう。おかゆが炊き上がったらふたを開け、60度程度に冷めるまで木べらなどでよく混ぜます。おかゆが60度程度まで冷めたら、サツマイモをすりおろしておかゆに加えます。さらに木べらでよく混ぜ合わせましょう。サツマイモを加えて混ぜ続けると、混ぜやすくなるタイミングが来るのでそれまでしっかり混ぜ合わせます。鍋に布巾などでふたをして、そのまま発酵を促します。夏の暑い時期は一晩、冬の寒い時期は2日から3日かけて発酵させてください。時々かきまぜて発酵具合を確認しましょう。少し酸っぱいにおいがしたら発酵が進んでいる証拠ですので、この時点で完成となります。完成したミキは清潔な保存容器に移し替え、冷蔵庫で10日ほど保存が可能です。手作りのミキは火入れをしていないため、冷蔵保存している間も発酵が進みます。そのため、日がたつと酸味が増してくるため、酸味が気になる場合は早めに飲みきるか冷凍保存するといいでしょう。

1mlに1億個の乳酸菌が入っているミキ

発酵食品には発酵を促す微生物、発酵菌が存在しています。ミキはサツマイモに含まれる微生物によって乳酸発酵させる飲み物で、乳酸菌の多さはほかの発酵食品よりも多く含まれていることがわかっています。その量は実に1mlに1億個の乳酸菌が含まれていて、ヨーグルトは100gで10億個なのでその違いがよくわかるのではないでしょうか。乳酸菌を積極的に摂取することで腸内環境が整い、免疫力のアップや血行促進、美肌効果など様々な効果が期待されます。先にも紹介したように、疲労回復効果も期待されていますが、沖縄や奄美地方の人はミキを飲んで暑さに負けない体づくりをしてきたのではないでしょうか。ミキは好き嫌いが別れる飲み物だとも言われていますが、ミキを飲んできた奄美地方は日本一の長寿です。健康をサポートしてくれるミキを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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