毎日食べたい発酵食品がん抑制効果にも期待

健康に気を使っている人は発酵食品を毎日の食事に取り入れている、という報告もあるように、発酵食品は私たちの健康を維持することに大きく役立つ食品のひとつです。ここ数年研究が進み、発酵食品にはがん抑制効果も期待できるという研究結果も発表されたりと、より発酵食品が注目されるようになりました。発酵食品にがん抑制効果があるといわれている理由と、発酵食品の魅力について紹介します。

ぬか漬けには大腸がん抑制効果が期待

発酵食品というと納豆や味噌などを思い浮かべますが、漬物も立派な発酵食品です。中でも米ぬかを発酵させたぬか床に野菜を漬けこむぬか漬けには大腸がん抑制効果が期待できるといわれています。ぬか漬けには乳酸菌と酪酸菌が豊富に含まれており、乳酸菌は腸内環境を整えるうえで欠かすことができない発酵菌です。酪酸菌はぬか漬けに特に豊富に含まれています。発酵菌は生きて腸まで届くことが腸内環境を整える大きな条件ですが、乳酸菌は胃酸など酸性に弱く腸に届くまでに死滅する数が多いことも特徴です。その点酪酸菌は酸に強く、生きて腸まで届く数が多いのです。生きて腸まで届いた発酵菌は腸内環境を整えるとともに、腸の炎症を抑えるため大腸がん抑制に効果が期待できるといわれているのです。

味噌には乳がん抑制の効果が期待されている

和食には欠かすことができない味噌ですが、国立がん研究センターの報告によると、味噌を毎日摂取することで乳がんの発生リスクを下げる効果が期待されることがわかったようです。1日2杯の味噌汁を飲むだけで乳がんのリスクが4分の1にまで下がることが研究によりわかり、さらに味噌の健康パワーが注目されています。ただし味噌に含まれる発酵菌は熱に弱く、温度が50度ほどになると死滅し始め、65度を超えるとほとんどの菌が死滅してしまいます。味噌汁として飲む場合、よりがん抑制効果をアップさせるなら火を止めて10分ほどしてから味噌を溶かすことがポイントです。

発酵食品で免疫力アップ

ぬか漬けや味噌にはがん抑制効果が期待されていますが、発酵食品全般には免疫力をアップさせる効果が期待されています。免疫力がアップすることは健康を維持することにつながり、結果がん抑制にもつながると考えられます。発酵食品に含まれる様々な発酵菌は、腸に届いて腸内環境を整えてくれます。腸にはおよそ7割の免疫細胞が集まっており、腸内環境が整うことで免疫力もアップするのです。

発酵食品は身近な食品

私たち日本人の周りには、発酵食品がたくさんありとても身近な食品です。ヨーグルトや納豆、味噌や醤油は毎日食べているという人も多いでしょうし、漬物も和食には欠かせません。チーズやキムチ、ピクルスなども発酵食品で比較的用意しやすいのではないでしょうか。毎日いろいろな種類の発酵食品を少しずつ摂取することをおすすめします。ここ数年の研究で発酵食品にはがん抑制効果が期待できることもわかってきていますが、がん抑制効果が期待できるだけでなく日々の生活を健康的に送るためのサポートをしてくれると考え、発酵食品に過大な期待をせずに健康を目指すために取り入れてみてはいかがでしょうか。

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