発酵食品日本酒に含まれる栄養成分、美容・健康効果

日本酒は昔から「百薬の長」と呼ばれており、適度な摂取量であれば健康、美容効果をもたらすとされていました。
実際、それが事実であることは科学的に証明されており、日本酒を飲む人の方が飲まない人よりもかかりにくいと言われている病気もあります。

日本酒とは

日本酒とは米、麹、水を発酵させた清酒のことです。日本酒は日本独特の製法で醸造されたお酒で、醸造酒に分類されます。
醸造酒とは穀物や果物を酵母の力でアルコール発酵させた飲料のことです。
一般的な日本酒のアルコール度数は15~16%ですが、女性や若者などアルコール度数の低いお酒を好む消費者や、輸出を含めた洋酒との競争に対応するためアルコール度数が6~10%程度の日本酒も作られています。
日本酒は原料の米の精米歩合により、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒など様々な種類に分けられます。

日本酒に含まれる栄養成分

日本酒にはアミノ酸、ビタミン類、ミネラルウロキナーゼ、コウジ酸、フェルラ酸、アデノシンなど様々な栄養成分が含まれています。

日本酒がもたらす健康効果

1.脳梗塞、心筋梗塞予防
コレステロールには善玉コレステロールと悪玉コレステロールの2種類が存在します。
善玉コレステロールは血管内の悪玉コレステロールを掃除する役割があり、体にいい作用をもたらします。
悪玉コレステロールは血液をドロドロにし、血管に負担をかけることで動脈硬化を引き起こしたり、血管を塞いで脳梗塞や心筋梗塞が起こしたりする原因となります。
日本酒にはこの善玉コレステロールを増やす効果があり、これらの病気の予防に役立ちます。
また、日本酒に含まれるウロキナーゼという物質は血栓を溶かす作用があります。血管内に既にできている血栓を溶かす効果があるため、脳梗塞、心筋梗塞のリスクが低くなると言えます。

2.胃潰瘍予防
人間の体は内臓の働きを活発にする副交感神経と、内臓の働きを抑える交感神経がうまく切り替わって胃の働きを調節しています。
しかし、胃は心理的な作用に敏感な臓器であるため、強いストレスを感じると胃液の分泌が過剰になったり、胃壁を保護する胃粘膜が減ったりして、胃炎や胃潰瘍という病気にかかります。
日本酒を飲むと一時的に思考が麻痺をするためストレスが解消されます。すると、副交感神経と交感神経の切り替えがうまくできるようになるため、胃への負担が軽減できます。

3.癌予防
日本酒には癌細胞を退治するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化する効果があります。
また、癌細胞から分泌されるトキソホルモン-Lという脂肪分解物質の脂肪分解作用を抑制する働きも確認されています。
癌細胞の増殖を抑制し、癌細胞を退治する働きを高めるため日本酒は癌予防効果が期待できるとされています。

日本酒がもたらす美容効果

1.美肌効果
日本酒にはコウジ酸、フェルラ酸という成分が含まれています。
コウジ酸にはシミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制する働きがあります。
フェルラ酸とはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があります。フェルラ酸にはシミやシワの原因とされている活性酸素の働きを抑える効果があるため、美肌作りに役立ちます。

2.冷え性改善
日本酒にはアデノシンという成分が多く含まれています。アデノシンには血管を拡張させて血流を良くし、体温を上昇させる効果があります。

3.美髪効果
日本酒にはアミノ酸、α-グルコシルグリセロールが豊富に含まれています。アミノ酸とはタンパク質を分解したもので、髪を作るときの栄養となります。
α-グルコシルグリセロールは抜け毛や薄毛予防に役立つとされています。
また、アデシノンには発毛を促すホルモンの分泌や、髪に栄養を送る血液の流れを良くする効果があるため発毛効果があるとされています。

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