発酵食品塩麹に含まれる栄養成分、美容・健康効果

塩麹は使い勝手がいいため、常備している方も多い調味料です。和食はもちろん、洋食の隠し味にもなるためとても人気です。
そんな塩麹はただ美味しいだけでなく、摂取することで様々な効果を発揮する万能フードと言われています。

塩麹とは

塩麹とは麹に塩と水を加えて発酵させた調味料のことです。料理の味付けに使うほか、漬け物の漬け床としても利用することができます。
塩麹は東北地方の伝統的な食品、三五八漬けの漬け床がルーツと言われています。
三五八漬けの漬け床は塩、麹、米、水を混ぜ合わせたものですが、それを簡略化し、塩、麹、水のみを使ったものが塩麹です。
肉や魚を塩麹に漬けると、デンプンやタンパク質が分解されるため柔らかくなります。また糖やアミノ酸が加水分解され、旨味が増します。
洋食作りではバゲットのソースとして利用したり、スープの隠し味として利用したりすることができます。

塩麹に含まれる栄養成分

塩麹に含まれる栄養成分は酵素、タンパク質、炭水化物、食物繊維、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、ペプチド、クロム、モリブデンなどです。

塩麹がもたらす健康効果

1.高血圧予防
塩麹にはペプチドという栄養成分が含まれています。ペプチドとはタンパク質が分解される時に生成される物質で、含まれる食品によりその効果が変わります。
米麹に含まれるペプチドには脂肪を分解し、血液がドロドロになることを防ぐ効果があるため高血圧予防が期待できます。
高血圧は動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす可能性を高めます。血圧を下げることはこれらの病気を予防することにも繋がります。

2.整腸作用
塩麹にはアミラーゼという酵素が多く含まれています。アミラーゼとは唾液にも含まれる酵素でデンプンを分解する働きがあります。
デンプンを分解する際、オリゴ糖という糖が生成されます。このオリゴ糖は腸内に届くと善玉菌の餌となります。餌を十分に与えられた善玉菌は活性化し、便秘解消や免疫力の向上、老廃物の排出などに役立ちます。

3.疲労回復効果
塩麹に含まれるアミラーゼを摂取することで、通常より食事の消化率が良くなります。そのため、体はより効率よく栄養を吸収でき、疲労回復に役立ちます。

塩麹がもたらす美容効果

1.リラックス効果
塩麹にはビタミンB1、GABA(ギャバ)が多く含まれています。
ビタミンB1には疲労回復効果や神経機能を正常に保つ作用があり、イライラとした気持ちを抑える効果が期待できます。
GABAとはアミノ酸の一種で、抗ストレス成分です。GABAには興奮して高ぶる神経を抑え、リラックスさせる作用があります。
イライラやストレスは体や美容の不調を起こす原因となるため、早めに対処をする必要があります。

2.美肌効果
①保湿効果
塩麹にはα-エチルグルコシドという成分が含まれています。α-エチルグルコシドには水分を保持する性質をもっているため、肌の保湿効果を高める役割を果たします。
また、肌の保湿に重要なコラーゲンの生成を促進する効果もあります。

②シミ、そばかす予防
シミやそばかすの主な原因は、体内のメラニン色素が酸化することです。
塩麹に含まれるコウジ酸という成分にはメラニンの酸化を抑える働きがあります。そのため、塩麹にはシミやそばかす予防の効果が期待できます。

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