発酵食品ヨーグルトを保存している時に出る汁の正体、効果的な活用法

ヨーグルトを保存している時にパックの中に溜まる汁があります。汁の正体を知らない人は、捨てている人も多いですがとてももったいないです。
ヨーグルトのパックに溜まる汁には栄誉が豊富に含まれています。捨てずに摂取することでヨーグルトの栄養を無駄なく体に取り入れることができます。

ヨーグルトから出る汁の正体

ヨーグルトのパックに溜まる汁の正体はホエイと呼ばれるものです。ホエイとは牛乳から脂肪やカゼインを取り除いた液体です。
ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を加え、発酵させて作ります。乳酸菌の働きで牛乳に含まれるガゼインというタンパク質の一種が固まり、ヨーグルトとなります。
このガゼインが固まる際に余分な水分が押し出されます。この水分の正体がホエイです。
つまり、ホエイは乳酸菌の発酵が進み、牛乳がヨーグルトへと変化する時に出る液体ということです。
ホエイはもともと牛乳に含まれる水分であるため食べても害はありません。むしろ、ラクトグログリン、ラクトアルグミン、ラクトフェリンなど様々な種類のタンパク質が含まれている栄養豊富な液体であるため体を健康にする働きがあります。タンパク質を多く含む食品は魚や肉、大豆などがありますが、ホエイに含まれるタンパク質はそれらよりも体に吸収されやすいという特徴を持っています。

ホエイに含まれる栄養成分と効果

ホエイに含まれる栄養成分は、70%が乳糖、10%が塩分、15%がタンパク質、5%が脂質です。
中でも注目を集めている成分はタンパク質です。タンパク質とは複数のアミノ酸の結合体のことで一言に「タンパク質」と言っても含まれる食品により吸収率や栄養効果が違います。
ホエイに含まれるタンパク質は特に吸収率が良く、効率よく体に吸収されます。そのため、病院食としても採用されることが多く、手術を受けた直後や回復期の患者への流動食に活用されています。
また、ホエイのタンパク質はしなやかな筋肉を作ることにも優れています。その効果はプロテインにも匹敵するとして多くのアスリートが運動後に摂取しています。
特にボクシングや柔道などの筋力を落とさずに体重調整を行う必要があるスポーツ選手にとって、糖分を含まないホエイが減量に効果的な飲み物として扱われています。
その他、整腸作用、美肌効果、ダイエット効果などヨーグルトを食べた時に得ることができる健康効果も期待できます。

ホエイの摂取方法

ホエイは捨てずにヨーグルトと一緒に食べたり、液体をコップなどに移してそのまま飲んだりすることをお勧めします。
プレーンヨーグルトのホエイはやや酸味が強いですが、加糖ヨーグルトのホエイは甘みと酸味のバランスが良いため美味しく飲むことができます。
プレーンヨーグルトのホエイもオリゴ糖や蜂蜜、牛乳などを加えると酸味が和らぐため飲みやすくなります。
ホエイのタンパク質は吸収率が良い分、栄養に変わり体外に出て行くのも早いです。そのため継続して毎日摂り続けることをお勧めします。
しかし、過度な摂取はタンパク質の摂りすぎになってしまい腎臓に負担がかかる可能性があるため、ホエイは1日200mlを目安に摂取するようにすると健康的です。

ホエイの活用法

1.カレーに入れる
カレーにホエイを入れることで爽やかな酸味を足すことができます。
加糖ヨーグルトのホエイを利用するとカレーの甘みが増すため幼児向けの甘口カレーが完成します。
辛口のカレーが好みの方はプレーンヨーグルトのホエイを使うと酸味のみを加えることができます。

2.鶏胸肉の下ごしらえに活用する
鶏胸肉をホエイにつけておくと肉が水分を吸収するため、パサパサしやすい鶏胸肉がしっとりと仕上がります。
また、乳酸菌がタンパク質を分解するため肉が柔らかくなります。

3.ドレッシング作りの材料にする
ホエイにレモン汁やオリーブオイル、塩、コショウを加えるだけでヘルシーなドレッシングが出来上がります。
ホエイの酸味を活かしたドレッシングはサラダとの相性抜群です。

発酵食品  発酵食品

コメントは受け付けていません。