発酵食品チーズに含まれる栄養成分、健康・美容効果

チーズはカロリーが高そう、脂肪分が多そうというイメージを持っている方は多いです。そのようなイメージから「チーズは太る」と思ってチーズをあまり食べないという方もいるようです。
しかし、チーズは栄養豊富な食品であり、イメージとは真逆のダイエット効果も期待できます。チーズを避けるのではなく、正しく摂取することでより健康的な体になります。

チーズとは

チーズとは牛や羊、ヤギなどの生乳に乳酸菌や酵母を加えて発酵させた食品です。
チーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類あります。
ナチュラルチーズとは生乳を乳酸菌や酵素で凝固させ、ホエイの一部を除去したものを言います。ナチュラルチーズには温度や湿度を管理した部屋で寝かせる熟成タイプと新鮮なものを早めに出荷する非熟成タイプがあります。熟成タイプのチーズは寝かせれば寝かせるほど発酵が進むため、1つのチーズで様々な味の変化を楽しむことができます。
原料となる乳の種類、使用する酵素、加工方法、熟成期間などの違いにより世界中で1000種類以上のナチュラルチーズがあるといわれています。
プロセスチーズとはナチュラルチーズに乳化剤などを加えて加熱して溶かし、再び成形したものです。製造工程の途中で加熱処理を行うため、乳酸菌は死滅します。そのため、保存中に熟成が進むことがなく、ナチュラルチーズに比べて保存性に優れています。

チーズに含まれる栄養成分

チーズにはタンパク質、脂質、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウム、鉄分、ナトリウムなどが豊富に含まれています。
プロセスチーズは製造の段階で加熱処理をされます。熱を加えることでチーズに含まれる水分が蒸発するため、同じ量のナチュラルチーズと比べると脂質が多く、カロリーが高いです。

チーズがもたらす健康効果

1.循環器系疾患の予防効果
チーズにはカルシウムが豊富に含まれています。
40~79歳の日本人約11万人を対象に行われた調査では、カルシウムや乳製品の摂取の多い人は脳卒中による死亡リスクが低いことが示されました。
また、40~59歳の日本人約4万人を対象に行われた調査では、カルシウム摂取量が多いグループはカルシウム摂取量が少ないグループと比べると脳卒中の発症リスクが0.7倍低いことが明らかになりました。
詳しい理由は分かっていませんが、カルシウムが循環器系疾患の予防に役立つと注目を集めています。

2.骨粗鬆症予防
チーズはカルシウムの吸収効率がとてもいい食品です。その理由はチーズの熟成中に生成されるカゼインホスホペプチドにカルシウムの吸収を促進する働きがあるためです。その吸収率は小魚類の倍とも言われています。
さらに、乳製品に含まれるタンパク質には骨を作る骨芽細胞を活性化する効果があります。
カルシウムの吸収効率、骨の形成効率を上げるチーズは骨粗鬆症予防にぴったりの食品と言えます。

3.高血圧予防
チーズに多く含まれるカルシウムやペプチドには血圧を下げる効果があります。
また、カリウムには高血圧の原因とされる体内の余分な塩分を排出する効果があります。
高血圧は糖尿病、脳梗塞、脳卒中など様々な病気の原因となる症状です。重大な病気を引き起こす前に対策を行う必要があります。

チーズがもたらす美容効果

1.ダイエット効果
①肥満予防効果
チーズは血糖値が上がりにくい食品です。
血糖値が上がりにくいということは、糖の吸収を促進するインスリンの分泌が抑えられるということです。インスリンにより取り込まれた糖分は脂肪として体内に蓄えられるため、糖の吸収を抑えるためにもインスリンの分泌量は少ない方が良いと言えます。
食事の前にチーズを食べると、インスリンの分泌が抑えられるため、その後いつもの食事を摂っても太りにくいとされています。

②脂肪燃焼効果
チーズに多く含まれるカルシウム、ペプチド、ビタミンB2には体脂肪の燃焼を促進する効果があります。
チーズを食べてから運動を行うと運動効率が上がります。

2.美肌効果
チーズにはタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質の主成分であるアミノ酸には美肌を作る効果があると言われており、チーズを食べることにより美肌効果が期待できます。

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