発酵食品のレシピ本、お勧め5選

インターネットの普及により本の需要が減っていますが、本には本の良さがあります。インターネットはピンポイントで知りたい情報を集めることができ、本は読み進めているうちに新たな発見をすることができます。
インターネットと本、両方を有効活用することで発酵食品をより深く理解することができます。

すべてがわかる!「発酵食品」事典

これは世界文化社より出版されている本です。
著者の小泉武夫さんは醸造学、発酵学、食文化論専攻の農学博士です。生家が酒造業を行なっていたこともあり発酵学に興味を持ちました。全国各地の大学で客員教授を務めたり、本の執筆を行なったりと多方面で活躍しています。
この本の監修を行ったのは小泉武夫さんのもとで生物環境調節学の博士号を取得した金内誠さんです。日本醸造協会に所属しており、清酒やビールの醸造などについて研究している方です。
料理のレシピ監修は発酵料理研究家であり管理栄養士でもある舘野真知子さんです。アイルランドの料理専門学校への留学経験があり、メディアなどで活躍しています。
そんな発酵食品に詳しい3人が制作に関わったこの本は、初心者向けでとても分かりやすく発酵食品について解説してあります。
酢や納豆等、食品ごとに章が分けられているため調べたい項目が見つけやすいです。
レシピは写真付きで紹介してあるため仕上がりが想像しやすいです。
そして、何より嬉しいポイントは、取り寄せができる全国の発酵食品情報も載っていることです。自家製の味噌や漬物も十分美味しいですが、プロが作ったものはまた格別です。たまの贅沢に少し高級な発酵食品を取り寄せてみるのも楽しいです。

図解でよくわかる発酵のきほん

これは誠文堂新光社より出版されている本です。
著者の舘博さんは東京農業大学農学部醸造学科卒、同大学院農学研究科博士前期課程農芸化学専攻修了されている方です。醤油に関しての本を多く出版しており、2002年には「醤油功労賞」を受賞しています。
この本は発酵食品の解説にとどまらず、医薬品等の工業製品の解説もされており、発酵技術が様々な分野で応用されていると理解できます。
工業製品の解説と聞くと一見「難しそうな本」という印象を受ける方もいるでしょうが、初心者でも分かりやすく書いてあるため発酵への理解がより深まる1冊です。

創業三四〇年 自然酒蔵元寺田本家 麹・甘酒・酒粕の発酵ごはん

これはPHP研究所より出版されている本です。
著者の寺田優さんは自然酒醸造元「寺田本家」24代目当主です。もともとはカメラマンとして活躍していましたがもう一人の著者寺田聡美さんとの結婚をきっかけに発酵食品の魅力に目覚めました。酒造元の当主として働く傍ら、小学校で稲刈りイベントや味噌作り体験授業などを行い、地元を中心に発酵をテーマとした食育活動をしています。
もう一人の著者寺田聡美さんは寺田本家23代目の次女として生まれた方で、寺田優さんとの結婚をきっかけに酒造りの手伝いを始めました。インターネット上で紹介していた麹や酒粕を使った料理が評判を呼び、雑誌へのレシピ提案や料理教室を開いています。
この本はレシピが中心の本であるため実用的な本が欲しい方にお勧めです。麹や酒粕を使った定番料理から斬新な料理まで様々紹介してあります。
特に人気のレシピは酒粕を材料としたチーズのレシピです。お酒好きにはたまらない一品です。

体の中からきれいになれる保存食と発酵食

これは主婦の友社より出版されている本です。出版社が制作も手掛けています。
免疫力向上、腸内環境の正常化、疲労回復、美肌、デトックスといった健康や美容に焦点を当てた内容となっており、女性に嬉しい情報が満載です。
無添加で安心の自家製発酵食品レシピが主に載っているためとても実用的です。

日本の伝統 発酵の科学 微生物が生み出す「旨さ」の秘密

これは講談社より出版されている本です。
著者の中島春紫さんは東京大学大学院農学研究科博士課程修了した農学博士です。遺伝子組換え実験教育の普及、食品安全行政および国際生物学オリンピックへの参加など精力的に活動をしています。
この本は日本の歴史を交えて発酵食品の誕生秘話を中心に紹介しています。
発酵の化学式も載っているため、発酵食品に詳しい方も読み応えがある本格的な本です。しかし、内容は初心者でも理解しやすいよう分かりやすい表現で書かれてあるため発酵食品に詳しい方でもそうでない方でも楽しめる1冊です。

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