
発酵食品の資格を取得して、健康的な食事を目指したり、発酵食品の料理教室を開いたりしませんか。今では、通信講座や通信教育でも手軽に資格を取得することができます。
また、最近では、腸内環境が美容と健康に大きく関係している、ということに注目が集まっています。それに伴って、腸内環境を整える作用のある、発酵食品への関心も高まってきました。
納豆や味噌、ヨーグルトなどに代表される発酵食品が体に良いことは昔から言われてきたことですが、その効果や効果的な活用など、具体的な部分についての知識がある人はどれほどいるのでしょうか?
もし発酵食品に関する知識を持つことができたら、日常生活に効果的に発酵食品を取り入れることができ、ご自身や家族の健康的な生活、また体の内側からの美容に大いに役立つことでしょう。
また、前述のように、現在は発酵食品への関心を持つ人が増えているのに対して、知識を持つ人が足りていない状況です。
そのため、発酵食品に対する系統立った知識を持っている、ということは有用性とオリジナリティの高いスキルとしてかなりのアピールポイントになると思われます。
資格を取得することで講師として活躍できる可能性もありますし、健康や美容、食育または教育など、幅広い分野で知識を生かすことができるでしょう。
今回は、発酵食品に関する資格について、全体的な知識を網羅したものから個別の発酵食品に関するものまでご紹介します。
目次
発酵食品マイスター
発酵の仕組みから各種の発酵食品の特徴まで理解し、美容と健康など発酵食品の利用についての知識を持っていることを認定する資格です。発酵に関する幅広い知識を有していることの証明として役に立ちます。
- 資格の管理団体:日本安全食料料理協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:在宅受験
- 受験料・更新料等:10,000円
- 難易度:初級レベル
発酵食品マイスターの取得方法
試験を受け、合格することで資格が得られます。受験資格は特にないため誰でも申し込むことができますが、合格するためには70%以上の正答率が求められます。
また、日本安全食料料理協会には認定校制度というものがあり、認定校にて発酵食品マイスターの講座を受け、上位コースの課題をクリアすることで資格を得る、という方法もあります。
発酵食品マイスターの試験方式
2か月に1回試験が行われているので、受験したい試験日に合わせてインターネットから申し込み、郵送されてくる試験問題を5日以内に解答し、返送します。
在宅で受験できるうえ解答期間が長めに設けられているので、期間中の都合の良い時間に、落ち着いて問題に取り組むことができます。
発酵食品マイスターの試験内容
発酵の仕組み(腐敗との違いや菌の働き)、調味料としての発酵食品や食品としての発酵食品それぞれへの知識、有機物の美容および健康への効果など、発酵食品についての知識を問う問題が一通り出題されます。
発酵食品マイスターの取得までの流れ
各種通信講座等を利用し、発酵についての知識を学ぶ(およそ2か月を想定)。
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日本安全食料料理協会のホームページ上から試験に申し込み、送られてくる試験問題に解答し、返送する。
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70%以上の正答で合格認定。
※通信講座(認定校)の上位コースを受講し、卒業課題をクリアすることでも取得可能。
発酵食品マイスターの問い合わせ先
〒105-0022
住所:東京都港区海岸1-2-20汐留ビルディング3階
協会名:日本安全食料料理協会
E-mail:info@asc-jp.com
発酵食健康アドバイザー

- 資格の管理団体:日本インストラクター技術協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:在宅受験
- 受験料・更新料等:10000円
- 難易度:初級レベル
発酵食健康アドバイザーの取得方法
発酵食健康アドバイザーの試験方式
発酵食健康アドバイザーの試験内容
発酵食健康アドバイザーの取得までの流れ
発酵食健康アドバイザーの問い合わせ先
発酵食エキスパート3級
発酵食を日々の食生活に取り入れ、役立てることができる知識を有していると認定する資格です。認定期間は1年間で、延長には更新手続きが必要です。
- 資格の管理団体:発酵食大学(株式会社ウーマンスタイル)
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:講座の受講が必要
- 受験料・更新料等:29800円(講座受講料)/5000円(受験料)
- 難易度:初級レベル
発酵食エキスパート3級の取得方法
発酵食大学の通信講座受講し、全講座をweb配信にて受講後に受験資格を得ることができます。試験はweb受験となり、正答率80%以上で合格です。
発酵食エキスパート3級の試験方式
web試験については随時受験可能となっています。講座を受講するにあたってweb上にマイページが設けられます。通信講座の受講完了後、マイページへのログイン可能期間中に受験する必要があります。
発酵食エキスパート3級の試験内容
発酵食の栄養効果や、発酵食を毎日の暮らしや食生活に生かすための知識を問われます。
発酵食エキスパート3級の取得までの流れ
発酵食大学通信部を受講する。
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全講座受講後、マイページへのログイン可能期間中にweb受験する。
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正答率80%以上で合格認定。
発酵食エキスパート3級の問い合わせ先
〒921-8062
住所:石川県金沢市新保本4丁目53
協会名:発酵食大学(株式会社ウーマンスタイル)
電話番号:076-227-8069
発酵食エキスパート1級・2級
発酵食エキスパート3級で必要とされる知識よりさらに上級の知識を有し、発酵食を暮らしに取り入れることの良さを人に伝えることができると認定する資格です。発酵食エキスパート1級は講師など、人に教えることができるレベルを目標に設定されています。取得後は発酵食大学の認定校の開設や、講師としての活動も可能になります。
- 資格の管理団体:発酵食大学(株式会社ウーマンスタイル)
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:会場にて試験
- 受験料・更新料等:【2級】66000円(受講料)/8000円(受験料)・【1級】150000円(受講料)/10000円(受験料)
- 難易度:中級レベル
発酵食エキスパート1級・2級の取得方法
発酵食大学(2級)または大学院(1級)を受講し、既定の単位数以上を取得後に受験資格が得られます。試験は会場での筆記試験となり、正答率80%以上で合格です。
発酵食エキスパート1級・2級の試験方式
発酵食大学(2級)もしくは大学院(1級)を受講完了後1年以内に、試験に申し込み会場で筆記試験にて受験します。
発酵食エキスパート1級・2級の試験内容
発酵にまつわる専門的な知識から、発酵食に含まれる微生物がどのように体に影響を与えるのかということ、食品全体の中での発酵食の立ち位置と生活に取り入れる方法について知識を問われます。また、発酵食の知識を生かしたレシピの考案及び提案の能力についても問われることになります。
発酵食エキスパート1級・2級の取得までの流れ
発酵食大学(2級)もしくは大学院(1級)を受講。
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1年以内に会場にて筆記試験を受験。
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正答率80%以上で合格。
発酵食エキスパート1級・2級の問い合わせ先
発酵食エキスパート3級と同じ連絡先になります。
発酵食スペシャリスト(醸しにすと)
味噌などの発酵調味料の使用方法から、発酵食品を選ぶ際のポイントや調理方法など、日々の食事の中で発酵食をうまく取り入れる方法を学んだことを認定する資格です。
- 資格の管理団体:一般社団法人ホールフード協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:講座の受講が必要
- 講座受講料:39900円
- 難易度:初級レベル
発酵食スペシャリストの取得方法
通信講座である発酵食スペシャリスト講座を受講します。目安として4か月程度の受講を修了した際に、一般社団法人ホールフード協会から発酵食スペシャリストとして認定を受けることができます。認定証を発行する場合には別途手数料が必要となります。
発酵食スペシャリストの取得までの流れ
発酵食スペシャリスト講座を受講する。(およそ4か月を想定)
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全課程終了し、一般社団法人ホールフード協会からの資格認定を受ける。
発酵食スペシャリストの問い合わせ先
〒145-0064
住所:東京都大田区上池台2-31-11モダンフォルム上池台2F
協会名:一般社団法人ホールフード協会
電話番号:03-6421-9027
発酵マイスター
麹・甘酒・味噌・醤油という日本古来の発酵食品の代表的な4つについて学んだあと、さらに理論的かつ実践的な知識としての「発酵学」を身に着けたことを認定する資格です。
- 資格の管理団体:日本発酵文化協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:講座の受講が必要
- 受験料・更新料等:25920円(ベーシック講座受講料)/172800円(発酵マイスター養成講座受講及び受験料)
- 難易度:中級レベル
発酵マイスターの取得方法
発酵に関するベーシック講座4科目を受講後に、発酵マイスター養成講座を受講します。講座の修了試験に合格し、課題を提出して認可されることで資格認定となります。資格を取得するまでに会場にて受講する内容が多く、時間や費用が掛かりますが講座中に発酵食の実食の機会も多く、より体感的に知識を身に着けることができます。
発酵マイスターの試験方式
講座の修了試験に合格することと、修了課題を提出すること、両方の合格により資格認定となります。修了試験を受けることができなかった場合には、受講日より12か月以内であれば日にちを振り替えての受験が可能です。
発酵マイスターの試験内容
発酵概論、発酵食品概論、日本の発酵食品という講座のカリキュラムの中から出題されます。
発酵マイスターの取得までの流れ
ベーシック講座発酵教室(全4講座)を受講。
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発酵マイスター養成講座を受講。(全8回、4日間)
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講座の修了試験に合格・課題提出にて資格認定。
発酵マイスターの問い合わせ先
〒153-0053
住所:東京都目黒区五本木1-6-3
協会名:一般社団法人日本発酵文化協会
電話番号:03-5708-5255
発酵プロフェッショナル
発酵マイスターよりさらに深く幅広い知識を有していることを認定する資格です。発酵プロフェッショナル資格認定後は、日本発酵文化協会の講師としての道が開かれる他、加盟店・認定校制度などを利用することで顧客からの信頼性を高めることができます。
- 資格の管理団体:日本発酵文化協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:講座の受講が必要
- 受験料・更新料等:162000円
- 難易度:中級レベル
発酵プロフェッショナルの取得方法
同協会の認定している発酵マイスターの資格を取得後、発酵プロフェッショナル養成講座を受講します。一次試験である筆記テスト合格後に、面接試験と課題を提出し、合格することで認定されます。
発酵プロフェッショナルの試験方式
一次試験として筆記試験が設けられている他、面接試験・課題テストにも合格する必要があります。一次試験は一度の受験で合格できなかった場合に追試システムもあります。都合により試験の受験ができなかった場合には、受講日より12か月以内であれば振替受験が可能です。
発酵プロフェッショナルの試験内容
発酵マイスターで受講した内容に加え、発酵マーケティング論、発酵菌学、栄養学が追加されます。発酵食品について、より多面的な知識が必要な内容となります。
発酵プロフェッショナルの取得までの流れ
発酵マイスターの資格を得る。
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発酵プロフェッショナル養成講座を受講する。(全6回、3日間)
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一次試験(筆記)合格。
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二次試験(面接・課題提出)合格にて資格認定。
発酵プロフェッショナルの問い合わせ先
発酵マイスターと同じ連絡先になります。
糀食マイスター
食材が発酵食になるまでの過程や酵素に関する知識を学んでいる他、実際に麹を利用した各種のレシピを習得し、生活に生かすことができると認定する資格です。短期間での取得も可能なため、仕事をしている人や子供が小さいママなどなかなか学習時間が取れない人にも向いています。
- 資格の管理団体:日本ナチュラルビューティスト協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:講座の受講が必要
- 受験料・更新料等:59800円(講座の受講料を含む)
- 難易度:初級レベル
糀食マイスターの取得方法
東京・名古屋・京都にある各教室で定期的に開催される講座を受講します。理論講義受講後に在宅にて調理実習とテストを行い、合格すると資格認定となります。
糀食マイスターの試験方式
調理実習と麹食に関する理論の筆記試験があります。各教室で行われる講座の受講後、教室にて実施され、試験時間60分中に記述とマーク式で解答します。
糀食マイスターの試験内容
調理実習については麹を利用した24レシピを学びます。筆記試験については麹の性質や特徴、免疫力や代謝・酵素の役割といった理論から、麹の歴史など講義の内容から出題されます。
糀食マイスターの取得までの流れ
認定講座を受講(1~2日)。
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在宅にて調理実習と筆記試験を受験。
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試験に合格後、資格認定。
糀食マイスターの問い合わせ先
〒168-0073
住所:東京都杉並区下高井戸2-10-3
協会名:日本ナチュラルビューティスト協会
電話番号:090-7479-5707
ぬか床ソムリエ
キュウリやダイコン、ニンジンといったベーシックなものだけでなく、サバ、チーズや果物などいろいろな食材のぬか漬けの作り方を知り、さらにそれぞれのぬか漬けの栄養の特徴や美容及び健康への作用をしっていることを認定する資格です。
- 資格の管理団体:日本インストラクター技術協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:在宅受験
- 受験料・更新料等:10000円
- 難易度:初級レベル
ぬか床ソムリエの取得方法
ぬか床ソムリエの取得に焦点を当てた通信講座が複数開講されています。試験の受験資格はないのですが、様々な種類のぬか漬けに関する知識があることが前提の試験なので先に講座を受講してから試験を受験し、合格を目指したほうが良いでしょう。
ぬか床ソムリエの試験方式
日本インストラクター技術協会のホームページ上より試験に申し込みます。試験期間になると試験問題が郵送にて届きますので期間内に自宅で解答し、返送します。穴埋め記述式での出題となります。
ぬか床ソムリエの試験内容
ぬか床の正しい作り方からぬか漬けに含まれる菌とその働きについての理論を習得しているかを問う出題がされます。ぬか漬けの作り方に関しては、基本の作り方だけではなく目的に合わせた様々な作り方など幅広い知識を求められます。
ぬか床ソムリエの取得までの流れ
各種通信講座を受講する。
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日本インストラクター技術協会のホームページから試験に申し込み、送られてくる試験問題に解答し、返送する。
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正答率70%以上で合格となります。
ぬか床ソムリエの問い合わせ先
発酵食健康アドバイザーと同じ問い合わせ先です。
みそソムリエ
発酵食品としての味噌の製法や栄養機能について知識があるということだけでなく、日本の食文化としての味噌の歴史を知り、各地の味噌の味や製法の違いなどを理解していることを認定する資格です。
- 資格の管理団体:一般社団法人東京味噌会館
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:講座の受講が必要
- 受験料・更新料等:35000円(講座の受講料を含む)
- 難易度:初級レベル
みそソムリエの取得方法
認定講座を受講し、その日に行われる修了試験に合格すると取得できます。ただし、認定講座の実施回数が年に1、2回しかないため、取得したいと思ったタイミングで受けられるとは限らないので注意が必要です。
みそソムリエの試験方式
実技試験と筆記試験があります。実技試験は、講座の中で講師の解説を聞いた際に設問に解答する短答式、筆記試験は記述式での実施です。
みそソムリエの試験内容
講義の内容と、事前に配布されるテキストから出題されます。味噌の歴史から原材料・商品としての表示の決まりといった一般的な知識から味噌の作り方、また各地の味噌の違いなどといったことから出題されます。
みそソムリエの取得までの流れ
一般社団法人東京味噌会館のホームページから認定講座に申し込む。
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認定講座の実施日に、会場にて受講する。(1日間)
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当日実施される実技試験・筆記試験に合格すると資格認定される。
みそソムリエの問い合わせ先
〒103-0007
住所:東京都中央区日本橋浜町2-16-5東京都味噌工業協同組合内
協会名:一般社団法人東京味噌会館
電話番号:03-3669-5391
乳酸菌ソムリエ
ヨーグルトに関連する菌の知識をはじめ、ヨーグルトを使った食品や食文化、日本のヨーグルトだけでなく海外のヨーグルトに至るまで、ヨーグルトの幅広い知識を持ち、さらにその知識をダイエットなど美容と生活に生かせることを認定する資格です。
- 資格の管理団体:日本生活環境支援協会
- 種別:民間資格
- 資格の取得方法:在宅受験
- 受験料・更新料等:10000円
- 難易度:初級レベル
乳酸菌ソムリエの取得方法
試験を受け、合格することで資格が得られます。ただヨーグルトに詳しいという以上の知識が求められるので、先に通信講座の受講をお勧めします。
また特定の通信講座では、課題修了後の上級コースを受講し、卒業課題を提出することで試験の受験を免除で資格認定されます。
乳酸菌ソムリエの試験方式
インターネット上で試験申し込みし、設定されている試験期間になったら問題用紙が送付されてきますので期限内に解答し、返送します。穴埋め問題で、70%以上の正答率で合格です。
乳酸菌ソムリエの試験内容
ヨーグルトに関する知識全般が出題されます。ヨーグルトの成り立ちにかかわる菌とその働き、また、食文化の中でのヨーグルトの役割など幅広い見方でのヨーグルトの知識が問われます。
乳酸菌ソムリエの取得までの流れ
各種通信講座等を利用し、ヨーグルトについての知識を学ぶ(およそ2か月を想定)
↓
一般社団法人日本発酵文化協会のホームページ上から試験に申し込み、送られてくる試験問題に解答し、返送する。→70%以上の正答で合格認定。
もしくは
通信講座(認定校)の上位コースを受講し、卒業課題をクリアする。
乳酸菌ソムリエの問い合わせ先
〒153-0053
住所:東京都目黒区五本木1-6-3
協会名:一般社団法人日本発酵文化協会
電話番号:03-5708-5255
発酵食品に関する職業に向いている人とは
発酵食品についての興味や知識を持っていることはもちろんですが、発酵食品に関する資格や職業で大切なのは、発酵の知識や技術を生活の中にどう生かすかです。
そのため発酵食品に関する職業に向いている人とは、顧客の生活の中に発酵食品を取り入れることで生活にどのような良い変化が起きるのかを考え、提案することができる人であるといえます。
- よりよい生活のために発酵食品を生活に取り入れる方法を考えられる人。
- それぞれの顧客の求める効果に対して、機能面、嗜好の面からも適した発酵食品の提案ができる人。
- 発酵食品に関する正しい知識を持ち、そこからさらに発展・アレンジを加えて新しいものを考える意欲を持っている人。
発酵食品に関する仕事に就くには
発酵食品の知識をダイレクトに生かすためには、発酵食品の講師として講座を持つことや自宅などで教室を開く、ということが考えられます。もともと自宅などで料理教室を開講しているような方であれば、所持している資格をアピールすることで講座に付加価値を加えることができます。
また、飲食店など食品関連の商品開発や各施設における給食の現場においても、発酵の知識を役立てることができるでしょう。
- 発酵食品の知識や作り方などを教える講師になる。
- 給食・宅配食関連事業など、「食」にかかわる分野で知識を生かして活躍する。
- 発酵食品に関する知識をSNSなどの媒体から発信し、専門アドバイザーを目指す。
発酵食品の講師として開業までの流れ
発酵食品の講師を目指すためには、まずは集客できるための知名度・実績が必要になります。そのためブログやSNSなどを利用して発行に関する知識を有することをアピールできる情報を発信し、講師としての実力があることを示せるようになったら実際にセミナー等を開く場を探します。
ブログ・SNS等を利用して、自分の知識や実績を周知する。
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セミナー講師業を手掛ける会社に登録する。
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会社から案件を紹介してもらい、指定された会場で講義を行う。もしくは、フリー講師としてセミナーを開催する。
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自身で講座を開講できる会場やイベントを探し、手配や講演の周知活動を行って集客する。
発酵食品の資格に関するまとめ
自分が将来的に発酵食品の資格をどう生かしたいかによって、どの資格を取得するべきかが変わってきます。
各資格団体では、無料の資料請求を行っているところも多いです。
資料を取り寄せて、各発酵食品の資格を比較してみる方法もおすすめします。
また、発酵食品の資格を取得できる通信講座の種類もご紹介していますので、是非、ご覧くださいね!